野澤 圭吾
1981年1月 東京都杉並区生まれ。千葉県松戸市育ち。
学生時代に働いた飲食店でパフェの盛り付けを担当していたことがきっかけでお菓子作りに目覚め、その後大学に通いながら地元の小さな菓子店で3年間働く。卒業後に親友と2人で旅をしたイタリア、フィレンツェにて出会った「リッチャレッリ」を食べ、イタリア菓子に開眼。相方はワインの魅力に取り憑き、2人で飲食業を志すことを決意する。帰国後、地元で一番の名門菓子店【オペラ座】にて寮生活をしながら、菓子作りに没頭、6年間フランス菓子と向き合ったが、イタリアで食べた菓子の味が忘れられず、再び渡伊。
帰国後は、北青山のイタリア菓子専門店【ソルレヴァンテ】の藤田統三シェフの元で本格的にイタリア菓子を歴史から学び、その虜になる。’14年 カンパーニア州ソレント半島にある小さな街、ヴィーコ エクエンセの菓子店【Pasticceria Andrea e Gianni(パスティッチェリア アンドレア エ ジャンニ)】にて修行。念願だった「スフォリアテッラ」を学ぶ。現在は、東京都練馬区 石神井公園にあるピッツェリア【Gtalia da Filippo(ジターリア ダ フィリッポ)】にてドルチェを担当、近郊の農園に自ら足を運び、武蔵野大地で育った果物や自社で開発した国産の小麦粉を使ったイタリア菓子作りに力を注いでいる。