全国から餃子好きが集う手作り餃子の店「吉春」吉村千恵子さんに学ぶ
吉春の水餃子「吉春餃子、人参餃子、ルッコラ餃子」
中国吉林省の麺点師でもある調布市・國領にある手作り餃子の店「吉春」の店主、吉村千恵子さんがHAPPYCOOKING初登場!
国領駅から徒歩10分というお世辞にも便の良いとは言えない立地で創業。それにもかかわらず、注文ごとに皮から作る手作り餃子が食通の間で話題となり、わずか3年で有名グルメ雑誌の表紙を飾るなど各種メディアも注目する話題の餃子店となりました。
人気の秘密は「季節に合わせた旬野菜の餃子」。
「中国では季節に合わせて旬の野菜を使って餃子を作ります。日本の美味しい食材を味わって欲しい」というお言葉の通り、レギュラーメニューの餃子で水餃子と焼き餃子を合わせて10種類。これに期間限定の餃子を数種類加えて常時13~14種類の餃子が楽しめます。
今回は、「吉春でしか味わえない水餃子」をテーマに3種類の絶品水餃子を学んでいきます。
お店では国産小麦粉をブレンドして作った皮を一から作っていますが、焼き餃子と水餃子で配合を変えるこだわりぶり。今回は水餃子専用皮の作り方を学びます。跳ねるような食感のプリプリ水餃子をマスターしましょう。
・吉春水餃子:跳ねるような皮の弾力。小麦の味の奥からは、豚肉とキャベツの甘味、そして香味野菜の重奏が溢れてきます。
・人参の水餃子:にんじんの深い甘みに負けないよう、牛肉をプラス。噛み込むと伸びる小麦の風味と、にんじんの甘味を楽しめる餃子。
・ルッコラの水餃子:ルッコラの苦味と爽やかさが心地よく食べる手が止まらない餃子。
講 師
「吉春」店主
吉村 千恵子
中国・吉林省生まれ。高校を卒業後、ホテルで点心を作る仕事に従事し、麺点師の資格を取得。1995年来日、2020年、調布市の国領に餃子専門〈吉春〉をオープン